四国八十八箇所霊場の第三番札所は、金泉寺(こんせんじ)。徳島県板野郡板野町大寺にある、本尊が釈迦如来の、高野山真言宗の寺院です。二番札所から3.1kmのところにあります。
金泉寺は、古くは聖武天皇の勅願で行基菩薩がご本尊を刻み、金光明寺と称していましたが、弘法大師が巡錫された時、水不足解消のため井戸を掘り、黄金井の霊水が湧き出たので、寺名を金泉寺に改めたそうです。この由来のある井戸は、大師堂近くの黄金井地蔵の前にあり、ここを覗いて顔がうつれば長寿のおかげをうけると伝えられています。
(是非一度おためしあれ♪)
また境内には、源平の戦いの時、源義経がこの寺で休息した際、弁慶が力だめしに持ち上げた石という「弁慶の力石」が残っています。(確かに重そうな石です!)
他にも、長慶天皇の御陵と言われる墓石や、黄金井地蔵の隣の朱塗の八角観音堂などもあります。
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